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November Rain とパリの思い出

2017.11.08 Wed 504views

11月に入って晴天続きでしたが、今日は久しぶりに少しだけ雨が降りましたね。

この時期の雨はいつもある記憶を呼び覚まします。

 

今から10年近く前のことになりますが10月中頃から11月頭までフランスで過ごす機会に恵まれました。

その時の旅程は南の港町マルセイユからスタートし農村地方を抜けてパリまで北上するプラン。

道中ゴッホが描いたアルルのカフェテラスや有名なやプロヴァンス地方のオーベルジュに立ち寄り、カントリーサイドのフランスを満喫する“癒やし系”の旅行です。・・・・・ところが、 なんとその旅行の期間中、フランス全土がずっと雨! しかもめちゃくちゃ寒いんです。風も強いし・・・。

普通、一週間も旅行していれば一度ぐらいスッキリ晴れる日があるじゃないですか。一日も晴れないんですよ。 まじ超ウケるw

 

悪い流れはパリに入ってからも変わらず雨続きで持っていったレインウエアはすでに防水性ゼロ。これはたまらんなーと思いつつ、マレ地区をぶらついていると良さそうなレインコートが目に入りました。

でもね、こっちはズブ濡れなワケですよ。お店に入って良いものか躊躇しちゃって、、、しばし雨宿りするフリをして入口付近でモジモジしていたんです。そうしたら見かねた店員さんが声をかけてくれたんですよね。

 

「It is Like Guns N‘ Roses,don't you think?」

 

一瞬、意味が分からなかったんですが、すぐピンときました。

学生時代に聞きまくっていた曲、November Rain。

まさか、こんな所でこの曲の話題になるなんてね。

なんでしょうね。雨に濡れて気持もウェットになっていたのか、やたら感動したのを覚えています。

 

その店はクリストフ・ルメールというデザイナーのショップで本人も店頭にいらっしゃいました。当時既にラコステのクリエイティブディレクターだった(と記憶している)ので多忙だったでしょうけど。偶然ですね〜。その後、エルメスも手掛けて一気に知名度が上がりました。

結局、そこでマッキントッシュとのコラボコートを入手。今でも大事にしています。

 

今回、時計の背景にしたのは今年入手したコート。これはユニクロなんですがクリストフ・ルメールが手掛けたものなんです。シルエットはすっきりしてるのに、肩まわりなどはちゃんと流行のボリューム感を押さえていてなかなかGood! 丈もちょうど良くて気にいっています。

 

・・・・・・時計の話が全然出てきませんね。写真の時計はミラーダイヤルの1601コンビなんですけどダイヤルの状態が凄く良いんです。トレンチやステンカラーの袖口からチラリと覗かせるならコンビでしょう。実際クリストフ・ルメールのコートともよく合います。 

DSC01336ー2

JPY 859,000(inc.tax) 

 

余談ですが、パリで買ったマッキントッシュ×クリストフ・ルメールのコートは確か950ユーロ(当時の価格で12万ぐらいだった記憶です)、今回のユニクロUのコートは9990円。

・・・・・・ホントこういうコト言いたくないんだけど・・・・・・ユニクロすごいわ

 

 

 

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