国内ギャラ付き!最初期メーターファースト
今回入荷した「最初期のメーターファースト」については、少し説明が必要なのかもしれません。メーターファーストはダイヤルの仕様がミラーからマットに変更になった直後にしか存在しない文字盤で、200mの深度表記が660ftより前に書かれている点が特徴。ここまではよく知られていますよね。じつはこのメーターファーストには3種類の夜光のバリエーションがあるんです。最初期はミラーダイヤルと同じ夜光の素材が使われているもの。その次はマットダイヤルと同じマテリアルで通常よりも厚めに塗られているタイプ、そして一般的なマットダイヤルとまったく同じ夜光のタイプへと進化していきます。
最初期はUVライトを当てるとグリーンに光ります。ミラーとマットのトランジショナルな時期に出てきたダイヤルですから、当然ながら現存数も少なく、探すとなかなか出てきません。幸運にも今回は非常に状態のよい1本をご紹介できますので、いつもより説明文を長めに書いてみました。しかも希少な国内ギャラ付き。この国で時計好きな方に大切に使われてきたことが想像できるグッドコンディションです。大台の300万円でのご案内になりますが、正直言って安いと思います。サブマリーナには絶対の自信と愛情も持っている当店がお勧めする1本です。ぜひご検討ください。