艶っぽく手元の印象を引き締める黒ダイヤルのコンビ
雰囲気の良いコンビのデイトジャストが入荷いたしました。もともとデイトジャスト1601のコンビは、シャンパンゴールドかシルバーのダイヤルが大多数で、黒ダイヤルはマイノリティ。その中で当店が扱うに足るものは年に数本しか出てきません。
今回入荷したのは1972年製。ちょうどミラーダイヤルからマットに切り替わった直後の個体だと思われます。すっきりとしたバーインデックスとストレートハンドの組み合わせは、主張しすぎないスタンダードなセットアップ。経年変化で落ちやすいインデックスの夜光もしっかり残り、古臭さを感じさせません。針は過去のメンテナンス時にトリチウムのものに交換されていますが、これも言わば過去のオーナーが大切に扱ってきた証。当店では安心材料のひとつと捉えています。ブレスレットは年代相応の巻きジュビリー。伸びは多少ありますが綺麗な状態を保っております。
ここ数年はドレス系のヴィンテージロレックスにも注目が集まってきていて、デイトジャストはその最右翼。事実、昨年末に渡欧した際にも多くのディーラーたちが1601デイトジャストを注目の時計として推していました。
ぜひご検討いただきたい一本です。