今となっては入手困難なエアキングミラー!
きっちり艶の残ったミラーダイヤルのエアキングが入荷いたしました。ゴールドレター(彫り込み)とシルバーレターを使い分けた、凝ったダイヤルデザインは見応えがあり、いわゆるスポーツモデルとはひと味違う魅力を備えています。
じつはこのエアキングというペットネームは第二次大戦中にRAF(ロイヤルエアフォース)のパイロットに敬意を表して作られたという由緒あるお名前。現在も使われているもの中ではロレックス社最古のペットネームであります。
この名前は初代の4499から現行の116900まで数種類の時計に与えられてきましたが、ミラーダイヤルを探すとなると・・・・・・・非常に困難です。それもそのはず、エアキングはドレス系のカテゴリーに属するため40〜50年代に作られたものはほぼホワイトダイヤル。60年代に入っても基本的にはホワイトかシルバーで、黒はあまり作られませんでした。ゆえに!アンティークマーケットを見まわしてもコンディションの良いエアキングミラーは皆無。サブやGMTのミラーダイヤルとは比べものにならないほどレアな存在なんです。
ケース径が34mmと小振りなのも見慣れたスポロレとは違った印象で良いですね!
最近は小振りな時計に惹かれている、という感度の高い方、あるいはスポロレの高騰に辟易している方、また人とは違うものを求める個性的な方にもお勧めです。